うたたね

イギリス貴族の紅茶が冷めただるい4時頃に
僕らはなんとなく知らない気持ちになりたい
西日が差してオレンジまみれで出かける小旅行
重い瞼なら知らない間に閉じてる

ぼうっとしていたんだね
ずっと見ていたんだよ

人生を無視してなんとなくうたたね
ちらついた言葉を無視してうたたね

長くもない短くもないそんな束の間に
5センチくらいそのへんで浮かび上がってる

だらっとしていたんだね
ずっと見ていたんだよ

人生を無視してなんとなくうたたね
取り残された日々気付かずうたたね
人生を無視してなんとなくうたたね
ちらついた言葉を無視してうたたね

人生を無視してなんとなくうたたね